粗忽長屋で蒟蒻問答

無駄な方便、無用の用、脳味噌を棚卸する、そんな雑草咄しと落語と書見

レーザーが追いかけてくる恐怖

呑み屋でしか顔を合わせない常連客のなかに、ゲーム好きの呑み友だちがいる。

そいつがしつこくすすめてくるのと、ひょんなことから、昨年、任天堂Switchを購入することにした。

 

正直、ゲームが下手である。

 

こちとら、小中学生のときのファミコン、スーパーファミコンで止まっている。反射神経もないから、アクションやシューティングなどは壊滅的に下手である。

できるのはRPGぐらいで、ドラクエとFFは番号の若いタイトルについては子どもの頃にやっていた。そしたら。

 

「オープンワールドってのがあるんですよ。ぜったいハマると思います。おすすめですよ」

 

それで買わされたのが、ゼルダの伝説ブレワイだった。

最近、ティアキンが発売されたとのことで、思い出したようにこのブログを書いている。

 

ブレワイをやってみて……

おもしろかったです。

 

ただ、ガーディアンとライネルには惨殺されまくって、トラウマに。あと祠もストレスが溜まりまくって、自分の精神衛生上、よろしくなかったという……。

やはりアクションは駄目である。

 

下手な原因はわかっているのだ。

ピンチになると、やたらとボタンを連打してしまう。ボタンを連打すれば、勝手に切り抜けられると勘違いしている。

いつまでたっても上手くならないわけである。

 

結局、俺の守備範囲はコマンド式RPGだけだとされて、くだんの友人の斡旋によって、ブレワイを皮切りに、『ドラクエ11』『ドラクエ10オフライン』『オクトラ1』『オクトラ2』などを、この1年間でプレイしてきた。

 

どのゲームもそうだが、正直、30年はあると思われるブランクをもつ身からしたら、グラフィックがここまで進化したのかと驚嘆するしかなかった。

ただ、経験値とレベルというゲームシステムは相変わらずなんだなという感想。

 

この経験値とレベルというシステムは、もはや思想や思い込みと化して、現代社会に根ざしているのではないかと愚考する。

これは、けっこう強固な呪縛となっているように感じるのだが……。

 

まぁ、それは置いといて。

 

ヘタレ・プレイヤーとしては、ただでさえリアルの世界でストレスを感じているのだから、ゲームの中でまでストレスを感じたくないと思ってしまうのである。

 

ということで、RPGでは極度に石橋を叩いてまわっている。

レベルを上げに上げまくって、ボス戦では適正レベルの10は上をいき、物理で殴って余裕で勝てるまで、ダンジョンなどでザコを一掃し続ける。

ゲームバランスが崩壊していると言われようとも、無謀な特攻をしてイタい目にあうよりかはましだという思考回路が形成されつつある。

それの、どこがおもしろいのかと問われれば、おもしろくないのかもしれない。

もはや、無理矢理やり込み要素に引きずり込まれているようで、惰性の観の如きである。

 

それにしても、ガーディアンとライネルのトラウマは強烈だった。

初見で恐ろしかったのは、ガーディアンのほうである。

いちど視界に入れて、敵認定されないと発動しないとはいえ、「逃げてもレーザーが追いかけてくる恐怖」は、筆舌に尽くしがたい。

ブレワイの画期的な点は、この「逃げてもレーザーが追いかけてくる恐怖」というところではないだろうかと、個人的に勝手に考えている。

 

これにちなんで、ちょっとズレるが、自分と同じくらいの下手さ加減の人が投稿しているゲーム実況動画を観るのがおもしろい。

わー、きゃー、言いながら、一目散に敵から逃げる画などを観ていると、思わず笑ってしまう。

なんか、安心する。

上手い人の動画を観るよりも、何十倍もおもしろく感じる。

それは、たんに、おのれのヘタレさ加減をなんども愛でているだけの行為なのではあるが……。

 

追記:最近、『ニーア・オートマタ』で訓練したので、今後、ティアキンも購入する予定。ただし、ヘタレなので、攻略サイトや攻略動画が出揃うまでは買え控えようかと……。『ニーア』はおもしろかったですが、結局、最後までオート戦闘を手放せなかったので、確実に上手くなってません。残念なこと、この上ない。