粗忽長屋で蒟蒻問答

無駄な方便、無用の用、脳味噌を棚卸する、そんな雑草咄しと落語と書見

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書】"事実は小説より奇なり"のアメリカ的集成──『ナショナル・ストーリー・プロジェクト Ⅰ・Ⅱ』(ポール・オースター編)

当ブログの【読書】カテゴリーをリニューアル・リライトしました。 リニューアルに際してあらたに推しの1冊として、ポール・オースター編、柴田元幸他訳『ナショナル・ストーリー・プロジェクトⅠ・Ⅱ』(新潮文庫、2009年)をご紹介。 こちらの本、当ブログ…

【お知らせ】「読書」カテゴリーをリニューアルしました

あらたに記事カテゴリー「【読書】書見寸評」をリニューアル・リライトしました。 読書案内記事群となります。 書評というほど堅苦しくはなく、日々の閑つぶしになる本たちを独断と偏見であげつらった、イチ読本おすすめ記事たちです。 興味のおもむくままに…

震えながら安堵する場所

呑み屋でこんな話を聞いた。 数年前からソロ・キャンプを趣味とするお客がいて話をしたのだが、最初のうちはいろいろなキャンプ場へと足繁く通っていたが、最近はほぼ一択、いちばん気に入っている、とあるキャンプ場にしか行かなくなったという。 この趣味…