粗忽長屋で蒟蒻問答

無駄な方便、無用の用、脳味噌を棚卸する、そんな雑草咄しと落語と書見

2023-05-18から1日間の記事一覧

【読書】漫然と考えていることを何気なくあぶり出してくれることばたち ──『知の百家言』(中村雄二郎)

モワッと感じているツカミどころのない考えが、あらわれては消え、流れ去ってはぶり返す、といったことが誰しもあるかもしれない。 こういったとらえどころのない想念の曇り空を晴らしてくれるのが"気づき"ということになるのだろうが、気づきは、だれかの…